M字ハゲはなぜ起きる?原因と効果的な育毛剤の使い方とは

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2018.07.24

M字ハゲとはどんな症状?

生え際が後退している

M字ハゲは、生え際が後退していく薄毛の症状です。中心部よりも両サイドの後退が早まってしまって、M字のように見えているのが特徴です。生え際が後退する理由としては、血行不良によって髪の毛に栄養が行き渡らないことが挙げられます。年齢によって血流は悪くなっていくので、どんどん髪の毛に栄養が行き渡らなくなってしまうのです!

それ以外にも、男性ホルモンが頭皮の酵素と結びついて「脱毛ホルモン」に変化してしまうことが原因として挙げられます。男性ホルモンが分泌されると頭皮にある「5αリアクターゼ」という酵素と結びつきます。5αリアクターゼの量や、分布する場所については遺伝による影響が多いので、ハゲが遺伝するというのは実は本当なのです。

5αリアクターゼと男性ホルモンが結びつくと、脱毛ホルモンである「ジヒドロテストロン」ができます。ジヒドロテストステロンは髪の毛を抜けやすくする効果があるので、結果的に薄毛になってしまうのです。

どうしてM字になるのか

人間の顔には複数の筋肉が通っていて、頭皮にも筋肉が通っています。頬から頭頂までつなぐ筋肉がちょうどM字になっているので、筋肉部分は筋力が衰えると血流が悪くなるためすぐに薄毛になってしまうのです。つまり、筋肉部分は元々毛が生えにくく、酵素分泌が多い部分なのでジヒドロテストステロンができやすいのです。

そのため、M字にハゲてしまうのです。放っておくと中心部もハゲてしまってU・A字型ハゲに成長してしまうことがあるので、定期的なケアが必要になります。前髪の生え際が薄くなっていくので、気づいたらすぐに対策をするのがおすすめです。

M字ハゲになりやすい人の特徴

(1)父や祖父がM字ハゲの人

髪の毛がハゲている人は、頭頂部分からハゲるO字型と、生え際からハゲていくM字型ハゲがいます。日本人の多くはO字型ハゲになっているので、M字型ハゲの人は遺伝による影響が大きいです。特に、5αリアクターゼの酵素分布は遺伝的な要素が多いので、ジヒドロテストステロンが出来る範囲がM字になっているとM字ハゲになりやすいです。父親や祖父の髪形を確認してM字ハゲだった場合は早めに対処するとよいでしょう。

(2)運動をあまりしない人

運動を定期的にしないと、筋力が低下してしまいます。顔の筋力が低下すると、顔の筋肉が衰えていきM字にハゲていくことがあります。定期的な運動をしなくても、フェイスマッサージや頭皮マッサージなどを行うことで、筋肉をほぐすことができます。運動をしない人でもマッサージを取り入れれば、M字型ハゲを防ぐことができます。

(3)ストレスが多い人

M字ハゲは血行不良によって引き起ります。ジヒドロテストステロンがある部分は血流を悪くしてしまうのですが、ジヒドロテストステロンがない場所でも、血行不良が原因で栄養が行き渡らないということがあります。ストレスが多い人は血行不良を起こしやすいので、M字ハゲになりやすいです。

(4)生活習慣が悪い人

生活リズムが乱れている、睡眠時間が短い、食事が不規則、ジャンクフードなどの栄養の偏った食事が多い、喫煙をするという人は、血液の流れが悪くなっている可能性があります。頭皮は筋肉が固くなりやすく、血行不良を起こしやすいのでしっかりとケアすることが大切です。特に生活習慣が悪い人は整えることで血行が改善されます。

M字ハゲの人におすすめの成分

ジヒドロテストステロンを防ぐ成分

男性は男性ホルモンが豊富に分泌してしまうので、どうしてもジヒドロテストステロンが頭皮にできてしまいがちです。20代をピークに男性ホルモンは減少しますが、ハゲは加齢によって起きます。それは、生成してしまったジヒドロテストステロンが活動をしてしまうことによってハゲが引き起っているのです!

M字ハゲの人はジヒドロテストステロンが生成されない成分が含まれている育毛剤を使うとよいでしょう。

血行促進効果のある成分

ジヒドロテストステロンの生成を防ぐ成分の多くは、血行の流れがよいと効果を発揮します。なので、血行促進効果のある成分が含まれている育毛剤がおすすめです。血行促進を行えれば、血行が悪くて髪に栄養が行き渡らないという問題点を解決してくれるので、M字ハゲの進行を止めやすくなります。

育毛剤は早めに利用する

M字ハゲが気になってから育毛剤を使う人が多いですが、育毛剤にはジヒドロテストステロンの生成を防ぐ成分と、髪の毛に栄養を与える成分しかないため、髪の毛がなくなってしまった部分には効果がないので注意が必要です。薄くなったと感じたらすぐに使うようにするとより効果的です。

M字ハゲに効果的な育毛剤5選

(1)CHAP UP(チャップアップ)

CHAP UP(チャップアップ)は効果の高い育毛剤として人気です。主成分はノコギリヤシで、ノコギリヤシにはジヒドロテストステロンの生成を止める効果があります。ジヒドロテストステロンを生成させない成分はいくつかありますが、その中でもノコギリヤシは効果が高いといわれています。それは、ジヒドロテストステロンが作られるのを防ぐだけでなく、すでにあるジヒドロテストステロンにも効果がある点です。

髪の毛は2~5年伸び続けるものですが、脱毛ホルモンがあると抜け落ちやすくなってしまうので、ハゲてしまうのです。髪の毛が抜けて落ちるのを防ぐだけでなく、すでにできてしまった脱毛ホルモンを無力化することができるといわれています。CHAP UPの根強い人気は、育毛剤としての効果が認められているからだといえます。

また、血行促進効果のある成分も含まれていて、ノコギリヤシの効果をさらに高めてくれるという長所があります。

(2)IQOS(イクオス)

IQOS(イクオス)は、ジヒドロテストステロンを作られないようにする成分を独自で開発しています。「Algas-2」という成分で、副作用が少なく頭皮のジヒドロテストステロンにアプローチしてくれます。頭皮が育毛剤の成分を吸収するためには、保湿と血行促進がとても重要です。

IQOSにはぺルベチアカナリクラタエキスという保湿成分が含まれていて、血行促進効果も期待できます。さらに、アミノ酸など髪の毛によい成分が含まれているので、細く抜けやすくなっていた髪を、強く太く育ててくれるという育毛剤です。

(3)BUBKA(ブブカ)

BUBKA(ブブカ)は、育毛剤の老舗です。頭皮について10年以上研究しているので、肌に優しい副作用の少ない育毛剤を作っています。ジヒドロテストステロンの生成を抑える成分に加えて、コラーゲンをたっぷりと含んでいます。コラーゲンは頭皮の毛乳頭に良い効果をもたらし、紫外線のダメージから頭皮を守ってくれるという嬉しい効果もあります。

また、アルコール成分を極力減らしているので、肌に優しい・頭皮に優しい育毛剤となっています。必要成分は海藻などの天然成分を使っているので安全性が高いことでも知られています。

(4)FINJIA(フィンジア)

FINJIAは、ジヒドロテストステロンの生成を防ぐキャピキシルという成分と、血行促進と浸透率を高めるためのSPEテクノロジーを採用しているので、頭皮にしっかり染みこんでいきながら、ジヒドロテストステロンの対策をしてくれます。現在発見・開発されているジヒドロテストステロンの生成を防ぐ成分の中でも、キャピキシルの成分はとても効果が高いことで知られています。

(5)ポリピュアEX

ポリピュアEXは、これまで何度もモンドセレクション金賞を受賞してきたとても信頼性のある育毛剤です。保湿しながら育毛できることが特徴の育毛剤で、ジヒドロテストステロンの生成を防ぎながら保湿できる「バイオポリリン酸」という独自成分を利用しているので、副作用も起きにくいです。ほかの成分もバイオポリリン酸との相性を考えられているので、育毛効果を期待できるものです。

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